東急不動産が2つの名門ゴルフ場の経営権を取得

東急不動産は、千葉県市原市の「鶴舞(つるまい)カントリー倶楽部」の経営権を取得し、引き続いて茨城県坂東市の「猿島(さしま)カントリー倶楽部」も取得する、東急不動産グループで運営するゴルフ場は、全国で16個所になる。
鶴舞カントリー倶楽部」は昭和46年に開業した会員制の名門コース。都心から近く、建設中の圏央道(平成20年度中予定)開通後には、さらなる集客が見込める好立地にある。松林に囲まれ、適度なアップダウンとドックレッグ、コース内の樹木により戦略的で難易度の高いレイアウトで、競技志向の高いプレーヤーに人気がある。なお、既存の会員契約は継続される。

猿島カントリー倶楽部」は、設計監修を岡本綾子氏が行ったことで知られる。都心からは車で1時間30分程度。ここは預託金会員制ではなかったため法的整理には至っていないが、中央三井信託銀行のあっせんで経営権を取得した。

東急不動産ではリゾート事業を主要事業の一つとして位置づけており、ゴルフ場やスキー場などのリゾート資産の取得を積極的に進めている。2005年度は、3個所のゴルフ場取得(この2件含む)と2個所のスキー場を取得した。