セラヴィリゾート泉郷がクレジットカードを発行

UFJニコスセラヴィリゾート泉郷と組み、同社施設の顧客やリゾート会員権の保有者を対象にした提携クレジットカード「CRI UFJカード」を11月15日から発行開始した。セラヴィリゾート泉郷のリゾートホテルで利用すると、ポイントが5倍付くのが特長だ。
セラヴィリゾート泉郷は、セラヴィリゾートと泉郷が経営統合して2003年に設立された。現在のリゾート施設は伊豆・清里八ヶ岳など全国13地区、計23個所。リゾート会員権の会員のほかにも、ビジター向けにも開放する方針を採っている。また、法人の福利厚生向けに保養所代行サービスも手がける。年間の利用者はビジターが約30万人、会員権保有者は約4,000人である。

CRI UFJカードは、ビジター向けには一般カード、会員権保有者向けにはゴールドカードとして発行する。会員権保有者のカード会費は無料だ。同社ホテルでの利用1,000円につき5ポイントがたまり、通常の利用では1ポイントがたまる。100ポイントで同社商品券500円分と交換できるので、還元率はホテル利用の場合で2.5%だ。

一般カードは初年度無料で、2年目からは1,312円がかかる。同社ホテルのフロントで入会すると同社商品券3,000円がもらえる特典がある。

なお、エクシブを展開するリゾートトラストにも、会員向けの無料ゴールドカード発行の制度がある。こちらは、UFJニコスまたはトヨタファイナンスの2社から選択できる。リゾートトラストはセラヴィリゾート泉郷と異なり、ほぼ完全な会員向けなので、ビジター向けのクレジットカードは発行されていない。

ところで、リゾートトラストの会員は、2005年9月末で114,000人を超えている。会員権の流動性ということからいうと、泉郷ベストクラブは、エクシブ、サンメンバーズに比較するととても低いということがわかる。