8番目の施設は｢ビッグウィーク金沢｣

東京急行電鉄（東急）の展開するリゾート会員権「ビッグウィーク」の8番目の施設｢ビッグウィーク金沢｣が2006年6月に開業する。金沢市街の中心地である香林坊にある｢金沢エクセルホテル東急」の16階（最上階）をビッグウィーク専用フロアとして売り出すもの。キッチンを備えた2LDKのとして全面改装し、1フロアの客室数を6室に抑えて85平米〜92平米というゆったりした間取りとする。

（パース図出典：東急ビッグウィークステーション）
ビッグウィークは、1年間を1週間単位（7泊8日）に分割して利用権を販売するリゾート会員権。購入した「マイウィーク」は、毎年確実に利用できる。現在、京都、軽井沢、蓼科、伊豆高原、箱根強羅、伊豆今井浜が営業中で、来年にこの金沢と那須を加えて全国に8施設となる。これらは独自の交換システムで相互利用が可能だ。

エクシブのように区分所有権ではなく、10年などの期間を定めた利用権であるため、価格が手ごろなのもビッグウィークの特長だ。金沢の場合、10年利用権が最高でも190万円台で、最低では50万円台からである。